AGAと運動の関係について

髪の毛が抜け始め、成長しても薄くなるために徐々に生え際が後退していくAGAは、現代の医療技術では完治することが不可能と言われています。しかし、治療薬の使用や治療方法によっては、昔のようなふさふさな髪の毛を取り戻すことも可能と言われており、何歳になっても諦めることはありません。AGAの原因は遺伝と男性ホルモンによる問題、血行障害の2点がほとんどで、その原因に合わせた治療を行うことで頭髪の改善が可能です。遺伝と男性ホルモンによる問題は、頭皮に高濃度で見られるDHTと呼ばれる物質によるもので、男性ホルモンのテストステロンと毛乳頭に存在する5α還元酵素が結びつくことで生成されます。生成されたDHTは毛髪の成長因子に影響を与えることでヘアサイクルを狂わせ、抜け毛を増やしたり、成長を出来なくさせてしまいます。AGA治療薬のプロペシアは、この生成の過程にある5α還元酵素を阻害することで症状の進行を食い止め、新しい髪の毛を発毛させる可能性を高める治療ができます。しかし、飲んでいる間でしか効果が発揮されないため、場合によっては生涯ずっと飲み続けることになってしまいます。そこで、AGA治療薬を使用するのと同時に、運動を行うのが良い方法であると言われています。ウォーキングなどの有酸素運動は体を温めることで発汗を促し、血液の循環を良くして健康的な体を維持することができます。汗によって体外に排泄されるのは老廃物だけでなく、原因となるDHTも一緒に押し出されるため、AGAの治療にはとても良い方法と言われています。また、運動することによってテストステロンが全身の受容体に結合することで、5α還元酵素と結びつくのを抑制することができます。1日20分程度で十分なので、薄毛に悩む人は毎朝のウォーキングなどを試してみると良いでしょう。